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高橋 直樹; Lee, J.-Y.*; 若林 斉*; 栃原 裕*
no journal, ,
原子力施設における保守・点検等にあたっては、放射性物質による身体の汚染を防止するために防護服を着用する。しかし、防護服は通気性,透湿性が悪く、筋労作により発生した熱や汗は、防護服内へと留まるため、防護服内は高温多湿となり、熱中症の発症リスクが高まる。これまで、防護服を着用する作業員の体調管理は、本人の自己申告と時間管理を基本としてきたが、本人の自己申告に基づく管理では、作業員の温熱負荷等に起因する体調の変化を見逃す恐れがあった。そこで、われわれは作業員の鼓膜温や心拍数と言った客観的な情報を遠隔かつリアルタイムで取得し、これまでの自己申告と組合せることにより、作業員の熱中症の発症リスクをより低減できるものと考え、リアルタイム暑熱負荷遠隔モニタリング装置を開発した。